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妊娠について

妊娠を希望される方に‐妊娠しやすいからだ作り

食生活と生活改善で妊娠力UP

妊娠の成立は、卵子と精子がいくつかのハードルを越えて結ばれて、無事に子宮に着床することです。それには卵子と精子が元気でないといけませんね。生活の乱れは不妊の原因にもなることがあります。 妊娠を意識したら、食生活の改善や生活習慣の見直しをして、妊娠しやすいからだ作りをすることから始めましょう。妊娠しやすいからだ作りは、不妊対策として最重要ポイントです。



食生活を改善して妊娠しやすいからだに!

外食が続いたり、朝ご飯を抜いたりしていませんか?
妊娠力を高めるには、まず健康なからだ作りが大切です。食生活を見直して、バランスのいい食事を心がけ、十分な栄養をとりましょう。

■ 1日3食を規則正しく

健康だと思っていても不規則な食生活やかたよった栄養状態による貧血気味や冷え性気味といった症状は、妊娠力を低下させます。毎日3食を規則正しく食べて、妊娠するのに健康な体作りを始めましょう。

■ バランスのいい食事

妊娠しやすい体力作りには食事の内容にも気を配りましょう。外食やインスタント食品といった食事を続けていると、カロリーはとれても必要な栄養素が不足してしまいます。
野菜や肉、魚、卵、ごはんなど、様々な食材をまんべんなく取ることが必要です。免疫力もアップします。

■ からだにやさしい食材を

食材を買うときは、残留農薬の少ない野菜や保存料を使ってないに加工品など、からだにやさしいものを選ぶことも大切です。農薬や環境ホルモンは妊娠に良い影響を与えません。

■ 妊娠力をアップさせる栄養素


たんぱく質  

からだの土台作りや、質のよい卵子を作るのに大切。

卵・豚肉・魚

月経で消費する血液中のヘモグロビンの材料になる。

アサリ・レバー

ビタミンE

抗酸化作用があり、体の老化防止・卵子の若返りにも役立つ。

アボカド・ナッツ類・カボチャ

亜  鉛

男性ホルモンの合成に必要。不足すると精子の数の減少や運動性が低下。

牡蠣・ほたて

葉  酸

遺伝子情報を担う核酸の合成を助ける。

菜の花・レバー

ビタミンA

子宮環境を整え、皮膚や粘膜を正常に保つ。

うなぎ・ほうれん草

カルシウム

骨や歯を作る以外に精神安定の作用があり、ストレスを緩和する。

牛乳・チーズ・ヨーグルト・小魚 


生活習慣を見直して妊娠しやすいからだに!

妊娠したいのにもう一つうまくいきません。そんな方は食生活の改善のほか、生活スタイルを見直すことをお勧めします。睡眠不足や運動不足、ストレスなども妊娠力の低下を招きます。
リズムのある生活習慣を身に付けて妊娠力をアップしましょう!


■ 血行をよくする生活

妊娠を望むなら、まずは血行がよくなるような生活を目指しましょう。女性の場合、骨盤内の血液が悪くなると、卵巣や子宮にも影響が出て、妊娠力を低下させます。男性の場合も、精巣内の血流が悪くなると精子の形成に影響が出ることもあります。

■ 妊娠に冷えは大敵

からだの冷えから血流が悪くなり、ホルモンバランスをくずすこともあります。お腹周りをできるだけ温かく保つため、腹巻などを利用しましょう。
また、からだを強く締め付ける服装は血液を妨げる原因に。女性も男性も適度にゆとりのある服装をこころがけましょう。

■ ストレスをためない

脳の視床下部はストレスの影響を受けやすい場所です。強いストレスを受けると妊娠に必要なさまざまなホルモンを分泌するための指令が出なくなることもあり、受胎能力に影響を与えます。前向きな気持ちが保てるように、気分転換をはかるなど上手にストレスを解消することが大切です。

■ アルコールはほどほどに、タバコは控えましょう

お酒は週に1〜2回程度、グラス一杯くらいにとどめるのが理想です。
喫煙は百害あって一利なし。女性も男性も不妊になる可能性が高くなると言われています。

■ 適度な運動を!

ウォーキングやストレッチ、ヨガなど適度な運動をすると、血液の循環がよくなり子宮の環境にも良い影響を与えます。

■ 無理なダイエットは禁物

ホルモンの分泌には標準体型が理想です。ただし、無理なダイエットにより、短期間に体重が大幅に減少すると、ホルモンの分泌を司る脳の視床下部から指令が出にくくなり、卵巣の働きが悪くなってしまいます。太り気味の場合はゆるやかに減量するようにしましょう。

参考文献
「ふたりで取り組む 赤ちゃんが欲しい人の本」 英ウィメンズクリニック院長 塩谷 雅英監修 西東社

妊娠しやすい体作りためのQ&A

Q.妊娠と年齢は関係ありますか?
A.
年齢が高くなるにつれて、受精卵の数が減少し、卵子の質が低下したり、受精卵に染色体異常が増えたりします。そのため、年齢によって妊娠する可能性が低下し、流産頻度が上昇します。
男性にも年齢的要因はありますが、女性ほどではありません。体外受精の妊娠率も年齢に高くなるにつれて低くなっていきます。

Q.タンポポが不妊の人に良いと言われていますが、どうしてですか?
A.
最近話題を呼んでいるタンポポのエキスは脳下垂体を直接活性化し、ホルモン分泌を促すからです。良い卵子を作り、不妊症に良い結果が出ています。血液環境が良くなり、生理不順や生理痛も改善します。
また、ホルモンのバランスを整えるので、子宮内膜症の改善にもなります。

Q.冷え性は不妊症と密接に関係するの?
A.
不妊症の方に冷え症がとても多い。冷え性とは抹消循環不全で血の巡りが悪くなる症状のことで、生理不順なりやすく、卵巣の発育も悪くなります。

Q.妊娠に悪影響を及ぼす有害物質は何ですか?
A.
ダイオキシン、PCB、ビスフェノール、スズなどの環境ホルモンは、生殖器官をも汚染すると言われています。
卵子や精子に直接、悪影響を及ぼすことがあり、能力を低下するばかりでなく、胎児の形態異常につながる可能性があります。
食品添加物、大気汚染物質、また、タバコの煙の中にはダイオキシンをはじめとする発がん物質が含まれています。

Q.太りすぎや痩せすぎは不妊と関係ありますか?
A.
肥満で皮下脂肪が増えると排卵異常になりやすいといわれています。
また、せっかく妊娠しても妊娠中毒にもなりやすく、難産になる可能性もあります。痩せすぎは皮下脂肪が少なく、女性ホルモンが作られにくくなります。