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女性の健康

妊娠を希望される方に‐まず基礎体温を測りましょう

女性のからだには女性だけが持つ独特のリズムがあります。ホルモンの分泌によって基礎体温が変化します。
不妊症の治療には基礎体温をつけることは欠かせません。不妊症についての詳細は「不妊症について  不妊症の原因と対策」をご覧下さい。

基礎体温とは

基礎体温とは、人間が生命を維持する上で一番安静な状態での体温です。
つまり睡眠中の体温ということになりますが、睡眠中は測れませんので、朝、目覚めて身体を動かす前の体温を測り基礎体温とします。

女性の基礎体温は、周期的に0.3〜0.5度の間で変化しています。その差はほんのわずかですが、基礎体温をつけることで体の変化がわかります。

健康な女性の体にはリズムがあります。そのリズムによって、現在の体の状態や、妊娠する時期、病気などが分かってきます。


■ 基礎体温をつけましょう

基礎体温をつけると体の変化がわかります。毎日つけるのって面倒ですが、案外慣れてくるものです。


■ 用意するもの

婦人体温計、基礎体温表は薬局等で売っています。
※婦人用は小数点第2位まで表示し、毎日の微妙な変化を知ることができます。(普通の体温計は小数点第1位まで)
※【高機能なタイプも!】体温計本体にグラフを作成して表示するものや、パソコンと連動して体温表の管理ができるものもあるようです。


■ 基礎体温の測り方

卵胞刺激ホルモンの作用で、卵巣の中にある原始卵胞の1つ(あるいは複数)が成熟し、成熟卵胞となる。)
  1. 朝、目が覚めたらすぐに布団の中で、測る。
         起き上がる前、寝たままの状態で測る。
  2. 毎日、同じ時間に測る。
  3. 婦人体温計は口の中で測る。
  4. 舌の下にはさんで測ると、正確な体温が測れる。
  5. 最初は慣れないのでうまく測れないこともありますが、
         少なくとも2〜3ヶ月は続けましょう。


■ 基礎体温によって判断する

基礎体温をつけていると色々なことが分かります。生理不順や不妊の原因がどこにあるかなど、隠れた病気が見つかることもあります。
自分の基礎体温のリズムを知ることで、不妊症の改善が図りやすく、より妊娠の可能性が高まります。

健康の女性の場合は、低温と高温が二相性になっており、高温期の期間は14日位が理想です。
最も妊娠の確立が高いのは排卵日の3〜4日前から、排卵後3〜4日までの約1週間。

高温が3週間以上続いて、生理がこない時は妊娠の可能性が高いです。
その後出血した場合は流産の可能性があります。

排卵のある月と無い月と繰り返し、時々排卵があれば妊娠が可能ですが、低温一相性の状態が何ヶ月も続くと無排卵性月経が考えられます。

高温期が9日以下と短いと、黄体機能不全の疑いがあります。
排卵がないこともあり、例え排卵があっても受精卵が着床しにくく、妊娠の維持がうまくいかないことがあります。

更年期
閉経が近づくと 黄体ホルモンの分泌も少なくなり、周期がだんだん短くなります。

※ 黄体ホルモンについては、「妊娠を希望される方に‐女性のからだを保つホルモン」をご覧ください。