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貴女は自分のからだを知っていますか?

卵巣嚢腫

卵巣は多くの種類の細胞でできています。卵巣は卵子を育てて排卵し、女性のからだを支配する女性ホルモンを分泌し続けるという、複雑な働きをしています。卵巣はからだの中で最も腫瘍ができやすい器官と言われています。ほとんどの卵巣腫瘍は良性ですが、中には悪性もあります。良性か悪性かの診断は難しいと言われています。

■ 症状

自覚症状がないまま進行していきます。こぶし大くらいの大きさになると、周囲の臓器や血管を圧迫して、頻尿や便秘、腹痛や腰痛をおこすこともあります。

■ 種類

  1. 卵巣嚢腫
    中に水溶性の液が入っていて、触るとブヨブヨしています。全体の9割を占めます。嚢腫の中身によって分類されます。
    • 漿液性嚢腫
      もっとも多く、中は透明な漿液です。ほとんどが良性です。
    • 偽ムチン嚢腫
      中はネバネバした液体です。ほとんどが良性です。
    • 皮様嚢腫
      ドロドロしたものの中に髪の毛、歯、骨など人間の組織を構成しているものが入っていることがあるということです。
  2. 充実性腫瘍
    中に組織がつまっていて、触ると固くなっています。全体の1割を占めます。
    充実性の場合は、良性型、中間型、悪性型の3つに分けられますが、悪性型の代表的なものが卵巣ガンです。良性型、中間型も悪性に悪化することがありますので、1〜2ヶ月に1回は受診して観察する必要があります。

多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)

主にホルモンの異常から起こる、排卵障害の一種です。卵巣内の卵胞がある程度までしか育たず、排卵がされないまま卵巣の中にとどまります。 排卵できないままでいると、卵巣の皮がだんだん厚く硬くなって、ますます排卵できない状態になってしまいます。
典型的な多嚢胞性卵巣症候群は、超音波検査で卵巣内に、丸く袋状になった卵胞がネックレス状にいくつも確認されます。
生理不順、毛深くなる、肥満、卵巣の腫大などの病態を伴うものを「症候群」をつけ多嚢胞性卵巣症候群と呼びます。