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自律神経のバランスを整える

 ストレスがもたらす自律神経の乱れは様々な不調の大きな原因の1つです。
 自律神経には交感神経と副交感神経の2つがあり、交感神経は緊張させる神経、副交感神経はリラックスさせる神経です。通常、この2つはシーソーのように バランスをとって活動しています。ストレスが多いと交感神経ばかり活発になってしまい、心身の緊張状態が続くことになるのです。
そういった時は、「ストレス→交感神経の緊張→血流の低下→筋肉の緊張→体の痛み→ストレス」という悪循環に陥っていることが多くあります。  ストレスの解消には、副交感神経を高めて身体をリラックスさせることで、自律神経のバランスを整えることが重要です。

腹式呼吸で副交感神経を優位に

 自律神経は自らの意思ではコントロールできませんが、ひとつだけ意志で多少のコントロールができるものがあります。それが呼吸です。呼吸は吸うときは交感神経が優位に、吐くときは副交感神経が優位になります。 腹式呼吸でゆっくりと息を吸って、吐く。特に息を吐くことに集中すると、副交感神経が優位になりリラックス効果があります。

寝る前に腹式呼吸でリラックス



@仰向けに寝て、両膝をたて、両手を下腹に当てます。

A両膝を軽くあわせて、足は肩幅に開きます。

B鼻からゆっくりと大きく息を吸い込んでおなかをふくらませます。

C空気をおなかいっぱい吸い込んだら、口から静かに吐きます。息はなるべくゆっくり、長く吐いて、おなかから絞りだすようにします。


BCを10〜20回繰り返します。


半身浴で副交感神経を優位に

 自律神経は血管を広げたり収縮させたりする働きがあり、活動時に活発になるのが交感神経、その逆が副交感神経です。 交感神経が活発な時は血圧が上がり全身に血が巡りますが、副交感神経が働いている時は、 リラックスしている状態になります。

 42℃以上の高温浴では交感神経が刺激されて血圧が上がります。これに対し、38℃〜40℃では副交感神経が優位になって血圧は下がり、鎮静効果があります。 低温での半身浴はのぼせずに長時間入っていられるのでに体の深部体温が上がり保温効果も増します。

半身浴を快適にする工夫
@肩が寒い時は濡れてもいいTシャツを着るか、ポリエチレンの袋をかぶり、首だけだして即席低温サウナにする。
Aぬるくなったら、指し湯をする。
B入浴後は足の指の間までよくふき、綿か絹の靴下を履く。
C水分補給には白湯を飲む。
Dハーブや漢方薬を入れる。



自律神経を整える生活習慣

自律神経の乱れは、生活習慣を見直すことで整えることができます。
できることから、少しずつ実行していくことが重要です。

1. 睡眠を十分にとり、規則正しい生活習慣を身につける

2. 栄養のバランスに配慮した食生活を心がける

3. 適度な運動と、入浴や音楽などで気分転換の時間を持つ

4. 細かいことにとらわれず、おおらかに自然体で物事を考える