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免疫マメちしき1 ガンを未然に防ぐ免疫細胞

ガン細胞は、通常の細胞にガンという抗原が発生し増殖していきます。しかし、免疫の監視システムはガン抗原を認識すると、主にキラーT細胞やNK細胞が攻撃して破壊してしまいます。
この監視システムがうまく機能している間はガンを防いでくれます。しかし、このシステムが崩壊するとガン細胞が増殖してしまいます。


免疫マメちしき2 細胞の死には自殺と他殺がある?

●ネクローシス《細胞他殺》

外部からの刺激や生存に必要な物質が欠乏して起こる細胞死です。血流が停止し酸素が欠乏したり、火傷(やけど)や大量の放射線などによって、タンパク質が変質し死に至ります。

●アポトーシス《細胞自殺》

プログラムされた中で、身体にとって不要になった細胞や、有害な細胞を排除する細胞死の機構です。よく言われているのが、落葉や両生類の尾が消えていく課程です。細胞が自ら死ぬという遺伝子の情報に基づいて行われているのです。

ガン細胞やウイルスに感染した細胞をT細胞などが攻撃し、マクロファージや好中球などの貪食細胞によって、速やかに処理されます。この一連の動きは、遺伝子に組み込まれたプログラム通りにスムーズに行われているのです。アポトーシスが過ぎたり、逆に少なすぎたりすると、さまざまな病気になります。自己免疫疾患は、本来死ぬべき細胞が死なずに残っているために起きます。


免疫マメちしき3 ワクチン(予防接種)

・ワクチンは、病原体を記憶し、再度侵入してきた病源体に対して速やかに抗体が作られて、身体を防衛する免疫のメカニズムを応用したものです。
・あらかじめ毒性を弱めた病原菌や死んでしまった病原菌を体内に接種して抗体を作らせておいて、感染症を疑似体験させて、免疫を獲得させるものです。本物の病原菌に感染しても、素早く大量に抗体を作ることができて、病原菌の毒性を中和して排除してしまいます。


免疫マメちしき4 アレルギー

・免疫がうまく機能していると、体内に花粉、ダニ、ほこり、食べ物等のアレルゲン(アレルギーの原因となる物質)が入っても、免疫応対が作動して速やかに排除しようとします。
ところが免疫に異常があると、アレルギーを起こすIgEという抗体を分泌します。このIgEは抗体が体内に入ったアレルゲンと結合すると、化学物質であるヒスタミンを放出し、気管喘息や鼻炎の症状を引き起こします。アレルギーを起こす人は血液中のIgE抗体の値が高くなっています。
・このIgE抗体は、元々寄生虫を排除する働きをする抗体です。



免疫マメちしき5 免疫システムを破壊するエイズウイルス

エイズウイルスは免疫システムの中枢であるヘルパーT細胞を破壊するので、免疫システムは動かなくなります。エイズ(後天性免疫不全症候群)はウイルスが原因で死亡するのではなく、通常ならほとんど害の無いような細菌、ウイルス、カビなどに感染しても死に至ります。


免疫マメちしき6 免疫療法には何がある?

細胞免疫療法  ……  免疫細胞を人工的に強くして抵抗力をつける
免疫細胞療法  ……  ガンを抑えるTリンパ球を体外で培養・
活性化させて患者の体内に戻す方法。
サイトカイン療法  ……  ガンの治療などにサイトカインの一種である
インターフェロンなどを投与する。


免疫マメちしき7 体温アップで免疫力もアップ

研究では、10人の被験者が40℃の風呂に20分間入浴し、その後10〜15分間トレーナーを切るなどして保温した。 その結果、病気やストレスで傷ついたたんぱく質を修復する「ヒートショックプロテイン(HPS)というストレス防御たんぱく質が、入浴前と比べ平均1.26倍に増え、 がん細胞やウイルスなどを殺すNK細胞の活性が、同1.46倍に増加した。